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こえぽた - 声優 ニュース イベント サイト声優ニュース坂本真綾、黄瀬和哉、冲方丁らが登壇!「攻殻機動隊ARISE」製作発表会オフィシャルレポ到着!

坂本真綾、黄瀬和哉、冲方丁らが登壇!「攻殻機動隊ARISE」製作発表会オフィシャルレポ到着! 2013年2月14日 12:05


2月12日(火)六本木nicofarreにて、第四の「攻殻機動隊」となる「攻殻機動隊ARISE」の製作発表会が開催された。ニッポン放送アナウンサー吉田尚記さんがMCを務め、まずゲストにProduction I.G代表取締役の石川光久社長、慶応義塾大学教授の夏野剛さん、角川アスキー総合研究所の遠藤諭さんが登壇し、「攻殻」の世界に造詣が深い両氏に石川社長を交え熱いトークで会場を盛り上げた。

さらに、本作品のキーパーソンである黄瀬和哉総監督、冲方丁さんが登壇。石川社長と共に最新映像を初披露しながら制作状況を語った。終盤にはキャストが発表され、サプライズゲストとして草薙素子役の坂本真綾さんが登壇した。


■Production I.G 石川社長による「攻殻機動隊ARISE」の紹介

ニッポン放送・吉田尚記アナウンサーによる総合司会で幕を開けた製作発表会。トップバッターとして、「攻殻機動隊」を映画、TVシリーズと映像化、そして「攻殻機動隊ARISE」の製作を手掛けるProduction I.G 代表取締役石川光久社長が登場。

石川社長は、「『攻殻機動隊』というタイトルは日本だけじゃなく、世界にファンをいっぱい抱えているのですね。アニメ―ションの潮流は2Dから3Dに移ってきているのですが、ここは日本の2Dアニメのすごさを見せつけてあげたい」と語った。


■ゲストを迎えて、新シリーズと『攻殻機動隊』世界観を語るトークセッション

次にゲストとして、ネット社会に精通し、「攻殻機動隊」の大ファンだと自認する夏野剛さん(慶應義塾大学 政策・メディア研究課 特別招聘教授)と、テクノロジーに造詣の深い遠藤諭さん(株式会社角川アスキー総合研究所取締役 主席研究員)がステージに登場。

原作にもアニメにも強い衝撃を受けたという夏野さんは、「未来の生活ってこんな感じで、こんな技術が必要みたいなことを『攻殻機動隊』は丁寧に描写してくれているわけです。それを実現しなくてどうする」と作品で描かれる未来社会のリアリティを絶賛する。

続いて遠藤さんは、「いま脳とコンピューターが繋がり始めているんです。次に繋がるのは身体しかない」と急激な科学技術の進歩の中で、人間とコンピューターの付き合いが、今や『攻殻機動隊』前夜にある」と語った。

最後に、「攻殻機動隊」新プロジェクト始動に際しての期待感について、 「ここ数年でITのリアルなテクノロジーもずっと進化しています。それが作品をどう刺激して、 どういう形で表現されるかめちゃくちゃ楽しみですね」(夏野)、「映画とか時代考証とか科学考証があると思うんですけど、通常とは逆に、作品を見て作品検証みたいな、今をどういう風に描いてくれているのか、そういうのを確かめる楽しみがあると思います」(遠藤)とそれぞれの考えを述べた。


■総監督 黄瀬和哉、シリーズ構成・脚本 冲方丁が作品コンセプトと見所を語る!

黄瀬総監督は、「今ここに立っているのも正直場違いだと思っています。絵ばかり描いてきた人間が演出をできるのか、自分でも自信が無いので、さあどうしようかとゴネたこともありました」と話す。

一方、シリーズ全話のシリーズ構成・脚本を担当する小説家の冲方さんは、「お話をいただいて大変嬉しかったですが、怖い気持ちもありました。何しろ非常に影響を受けた作品なので、それに対する恩返しの気持ちと挑戦の気持ち、このふたつで作品を作ろうと思っています」と意気込みを語った。

また石川社長からは「攻殻機動隊ARISE」の発端となった話題が語られた。「2010年の夏に、そろそろ新しい『攻殻機動隊』を作りたいと、原作の士郎正宗さんに話をしたんです。そしたら『CSI』とか米国の海外TVドラマは脚本が良いので、50分くらいの尺であんな感じのものが出来たらたらいいな、みたいな話が出たんですね。じゃあ士郎さん、書いてくださいよって言ったんだけど、その時は丁寧に断られました。でも2ヶ月後には膨大なプロットとキャラクター原案が送られてきた。それがものすごくハードルが高いんですよ。プロットもものすごく複雑だったんで、これを読解するところも含めて、これを受け取る人は冲方さんしかいないだろうと。ということでお願いしました」

士郎さんから託されたプロットやキャラクター原案については冲方さんは、「素晴らしいというよりはですね、こんなことを考えてたのかという点に驚かされました。ものすごいハードルが高いんですけど、やっぱりビジョンが明確にありました。士郎さんがすごいなと思うのは、自由度が非常に高いんですね。お前はこれを見せられて何かつくれるかと、何をつくれるんだと問われている設定とプロットでした。あとキャラクターたち。本当に見たこともない新しいキャラクターたちが描かれていた。その上で従来の『攻殻』と新しい『攻殻』をちゃんと接点を持って描いたらどうなるんだろう。とにかく情報量が多い作品なので、これはもう本当に監督とものすごく綿密にお話をして少しずつ作っているという感じです」と話す。

絶対にぶれてはいけない大きな軸として“草薙素子という人間の物語”をテーマに掲げたという。冲方さんは、「このシリーズでは草薙素子をちゃんと人間としてとらえ、テクノロジーが発達しているからこそ浮き立ってくる人間の生々しさに目を向けようと考えた」と語った。

また「攻殻機動隊」創設以前を描く物語として、これまでで最も若返った草薙素子らキャラクターのイメージやデザインについて黄瀬総監督と石川社長は、「最初はもっと士郎さんの絵に寄せた感じでやりたかったんですけど、士郎さんから、割とリア ルにデザインした男性側キャラクターに素子も寄せて欲しい、と言われました。だったら最初に戻ろうと。それで一番最初の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のデザインから派生したものに変えたんです」(黄瀬)、「黄瀬が上げてきた素子を見たときにヤバいと思ったんですね。これは本気だなと。黄瀬さんのキャラクターは、動いて作監して初めて完成するキャラなので、これはすごく現場が大変だなって感じたんです」(石川)とそれぞれ話した。


■シークレットゲストとして草薙素子役の坂本真綾さんが登場!

キャスト紹介が終わったあと、ステージには草薙素子を演じる坂本真綾さんが登場!これまでも最初の「攻殻機動隊」劇場版(少女の義体)、TVシリーズ(コドモトコ)としてゲスト出演していた。坂本さんは主役に抜擢された気持ちについて、「私自身、『攻殻機動隊』シリーズは大好きな作品なんですが、キャストが代わるというのは、そのことに慣れていただくまでがんばらなきゃいけないなっていう思いがあります。コドモトコとして、 これまで作品に関わってきたという経験が役立つことがあれば嬉しい」と明かした。

発表会もいよいよ終了に近づき、最後にファンへのメッセージが送られた。「初めて『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』に参加したとき15歳だったんですが、今こうし て、その延長線上で演じられることに本当にご縁を感じています。愛情を持ってすべてをかけて演じさせていただきますのでよろしくお願いいたします」(坂本)、「僕も攻殻機動隊を始めて知ったのが16歳の時でした。これまで自分が学んできたものすべ てをこの作品にたたき込んで、新たなものを作りながら動いていきたいと思います。全力を尽くします」 (冲方)、「期待に添えるようスタッフ共々がんばっています。よろしくお願いいたします」(黄瀬)、「ベテランはベテランで意地があって、中堅若手が戦いを挑んでいくというチームができあがっています。皆さんに夢を与えたいと思いますのでよろしくお願いいたします」(石川)。

こうして会場は大きな期待に包まれながら製作発表会は終了した。


■劇場アニメ「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」

2013年6月22日(土)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ、新宿バルト9ほかにて全国劇場2週間限定上映!

【スタッフ】
原作:士郎正宗
総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉
シリーズ構成・脚本:冲方丁
音楽:コーネリアス
メカニックデザイン:柳瀬敬之
3DCGI:オレンジ
3DCG監督:井野元英二
美術:Bamboo
美術監督:竹田悠介、益城貴昌
美術設定:加藤浩(ととにゃん)
プロップ・美術設定:荒川直樹
撮影監督:田中宏侍
音響監督:岩浪美和
編集:植松淳一
アニメーション制作:Production I.G

【キャスト】
草薙素子:坂本真綾
荒巻大輔:塾一久
バトー:松田健一郎
トグサ:新垣樽助
イシカワ:檀臣幸
サイトー:中國卓郎
パズ:上田燿司
ボーマ:中井和哉


<INTRODUCTION>
世界が熱望する第四の『攻殻機動隊』プロジェクトがついに始動!
1989年に士郎正宗が漫画作品を発表して以来、 映画・TV シリーズ・OVAとして映像化されてきた『攻殻機動隊』が新作アニメーションシリーズとして始動する。
情報ネットワークとサイボーグ技術の発達によって人々の意思が “電脳”で繋がれた未来社会を舞台に、新たな物語が始まる。
本作「攻殻機動隊ARISE」は、各話およそ50分・全4部作のシリーズで構成される。
本作で描かれるのは、凶悪犯罪を阻止する事を目的とした攻性の特殊部隊“攻殻機動隊”の創設、そしてこれまでのシリーズ作品において謎に包まれていた全身サイボーグのヒロイン・草薙素子(くさなぎもとこ)の物語である。草薙と公安9課の荒巻、後に攻殻機動隊のメンバーとなるバトーやトグサらとの出会いとともに、電脳ウィルス“ファイヤー・スターター”を巡る壮絶なアクションと電脳戦が展開される。


©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会


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