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宮野真守が新たな009の魅力を語る!映画「009 RE:CYBORG」公開記念インタビュー 2012年10月29日 19:00

映画「009 RE:CYBORG」宮野真守さんインタビュー

石ノ森章太郎先生の未完の傑作「サイボーグ009」を、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズ、「東のエデン」の神山健治監督がオリジナル劇場アニメーションとして映画化!映画「009 RE:CYBORG」がいよいよ10月27日(土)より公開された。

本作は、全編3DCGIで制作されながら日本のアニメーション独特のセルルックを実現し、かつ3D立体視という革新的な映像プロジェクト。2013年の現代を舞台にして、ゼロゼロナンバーサイボーグたちの全く新しい戦いが描かれる。009/島村ジョーを宮野真守さん、002/ジェット・リンクを小野大輔さん、003/フランソワーズ・アルヌールを斎藤千和さんが演じるなど、豪華声優陣にも注目だ。

今回、主人公・009/島村ジョーを演じた宮野さんにインタビュー。「009 RE:CYBORG」の見所や、演じた上で心がけた点、収録の思い出などを語っていただきました。

「009 RE:CYBORG」初日舞台挨拶の模様はこちら



映画「009 RE:CYBORG」宮野真守さんインタビュー

――「009 RE:CYBORG」の話をいただいた時の率直な感想をお聞かせください。

宮野:歴史のある作品ですし、今回は新たな「サイボーグ009」の物語を作っていくというチャレンジングな作品ですので、オーディションを受けられること自体がとても嬉しかったですね。


――完成した映像を見ていかがでしたか?

宮野:感動しました!アフレコをした時も、絵の美しさと迫力に僕ら(キャスト陣)は圧倒され、神山監督の世界観に引き込まれながら演じていたんですよ。完成して3Dで見させていただいたんですが、本当に見入ってしまってあっという間に時間が過ぎてしまいました。


――映像もそうですが、本作ではキャラクターがとてもスタイリッシュに描かれています。キャラクターの印象はいかがでしたか?

宮野:スタイリッシュでかっこいいですし、本作が持つテーマにマッチしていて感動しました。


――宮野さん的にいち推しなシーンや気に入っているセリフはありますか?

宮野:やはり、「加速装置」と言わせていただけたのが感動的で、言った自分自身が震えました。実は本編より先にプロモーション映像の収録で「加速装置」と言ったんですけど、島村ジョーとして物語を演じる前に「加速装置」という言葉だけを収録したので、一番緊張しましたね。でも、歴史に自分も名を残せたのかと思うと感慨深かったです。本編ではジョーは記憶を失っていて、その記憶が呼び覚まされた時に大切な人のために加速装置を使うので、とても感動的なシーンになっています。


――「加速装置」というセリフはすんなりと収録できましたか?それともかなり録り直したんでしょうか?

宮野:本編では、衝動のままに出てくるセリフなので自然と演じることが出来ました。でも、プロモーション映像での「加速装置」は、落ち着いて言うのか、張り上げて言うのか、もっとヒーロー的に言うのか、何テイクも重ねたんです。


――「サイボーグ009」は何度もアニメ化されて、その都度、島村ジョーが生まれてきました。今回、宮野さんがジョーを演じるにあたり心がけた点や、苦労した点はありますか?

宮野:「物語の中での役割」「この作品で何を伝えたいのか」「ジョーは何を目的にして進んでいくのか」をしっかり意識出来ればと思いました。神山監督が新しいことにチャレンジしているこの作品の中で、僕が新しい島村ジョーになれるよう、向かっていきました。


――いい意味で昔の作品をあまり考えずに演じたということでしょうか。

宮野:もちろん、原作は読ませていただいて、原作への愛情やリスペクトをしっかりと胸に置きながら、新たなジョーとして活躍が出来ればなと思いました。


映画「009 RE:CYBORG」宮野真守さんインタビュー 映画「009 RE:CYBORG」宮野真守さんインタビュー

――神山監督の脚本は非常に密度が濃いそうですが、最初に読まれた時はいかがでしたか?

宮野:難しいテーマだなと思いましたが、僕はその難しさが嬉しかったです。最近は簡単に答えが用意されていたり、調べたり人に聞いたらすぐ分かる傾向があると思うんですよ。そうではなく、とても考えてさせてくれる脚本だったので、どこに真意があるのか、悪意はどこに向かっていくのか、正義はどこにあるのか、などを考えるのがとても楽しかったです。(考えることは)登場人物がそれぞれの正義に向かっていく姿とも重なりますし、簡単に見つからない答えだからこそ、答えが多様化するというか、見た人の心に残るものがあるんだと思います。


――神山監督から「こういう風に演じて欲しい」というリクエストはあったのでしょうか?

宮野:監督からは「記憶を失っている時のジョー」と「記憶を取り戻した時のジョー」の違いをしっかりと演出していただきました。最初は自分の存在すら考えてしまう繊細さを持っているのですが、記憶が蘇った後は、正義に真っ直ぐに向かっていける力強さも出して欲しいと言われて、やはりジョーは正義に向かっていくんだと納得したんです。迷いのなさ、自信、力強さというものを意識して演じられればと。


――収録は2日間で一気に行われたそうですね。

宮野:収録が始まる前に、企画や世界観、設定などを神山監督が本当に丁寧に説明してくれて、僕らがどの方向に向かっていけばいいかを示してくれたんですよ。短い期間での収録でも絆やチームワークが必要だからこそだと思うのですが、「あっという間に終わってしまうけど、とても濃密な時間を過ごすことが出来ている」と話してくれました。監督が最初に思いを伝えてくれて、キャスト一同がそれに応えようとひとつになった証だと思います。キャスト同士でも休憩時間に作品についてディスカッションしていて、それぞれの見解を聞くのがとても楽しかったですね。シリーズをやっているようなとても濃密なチームワークで収録出来たのが印象的でした。


映画「009 RE:CYBORG」宮野真守さんインタビュー

――収録の際に、難しかった点はありますか?

宮野:セルアニメの見え方がするのにCGを駆使して作られている“セルルック”の表情に声を当てるという作業は、馴染むまでは不思議な感覚になりましたね。でも、物語の世界観を理解するためもあり、リハーサルの時間を長くとってくれたので、驚きは最初だけで後は仲間のチームワークを信じて演じることが出来ました。


――監督はキャスティングを決める際に、宮野さんと小野さんのやりとりを編集して聞いて決められたそうですが、小野さんとのアフレコでの思い出はありますか?

宮野:一緒に食べた大きなハンバーガーが美味しかった(笑)。ふたり(ジョーとジェット)とも正義感を持ち、それぞれが信じるものや所属などの中で対立してしまうのですが、小野さんとの気持ちのぶつかり合いが現場(収録)で出来てとても楽しかったです。やはりこの人と仲間で良かったと思わせてくれる絆を、現場でも感じることが出来ました。ラストの叫ぶシーンでは、それを聞いた小野さんが「鳥肌が立った」と言ってくれて、すごく嬉しかったですね。


――サイボーグ戦士9人は様々な能力を持っています。その中からひとつだけ手に入るとしたらどの能力がいいですか?

宮野:やっぱり加速装置ですね。自分(ジョー)が使ってみてとても便利だったので(笑)。宮野真守にも加速装置が欲しいです。


――加速装置があったら、何に使いたいですか?

宮野:マッハで動けるので、きっと遅刻を恐れることもなくなるし、便利だと思います(笑)。


――世界の遠くに行ってみたいとかではなく、実用的な使い方なんですね。

宮野:“加速する”装置なので、遠くに行くとしても結局は自分が動くので、きっと疲れちゃうじゃないですか(笑)。瞬間移動装置ではないので。


――もしジョー以外を演じるとしたら、誰を演じてみたいですか?

宮野:ジョーであることに誇りをもってやらせていただいているので、他は考えられないですけど、逆に無理な所でフランソワーズを(笑)。あのセクシーさが欲しいですね。


――最後に、メッセージをお願いします。

宮野:「RE:CYBORG」という名にふさわしい、新しいことにチャレンジしている映画だと思います。ストーリーもそうだし、映像としての見せ方もそうだし、この映画でしか見られない「サイボーグ009」があります。見た人それぞれが感じられる部分がたくさんある作品ですので、ジョーたちが戦っている姿を見て皆さんも色々と考えて自分の世界を見つめ直してみたら、これからの人生への何かが発見出来るのではと思います。ぜひじっくりと見ていただければ嬉しいです。


映画「009 RE:CYBORG」宮野真守さんインタビュー 映画「009 RE:CYBORG」宮野真守さんインタビュー

(取材・文:千葉研一)


■映画「009 RE:CYBORG」

新宿バルト9ほか全国で絶賛公開中!

【スタッフ】
原作:石ノ森章太郎
脚本・監督:神山健治
音楽:川井憲次
キャラクターデザイン:麻生我等
絵コンテ:青木康浩、林祐一郎
アニメーションディレクター:鈴木大介
演出:柿本広大
リードアニメーター:植高正典
美術設定:渡部隆、滝口比呂志
美術監督:竹田悠介
色彩設計:片山由美子
撮影監督:上薗隆浩
サウンドデザイナー:トム・マイヤーズ
ラインディレクター:川端玲奈
制作プロデューサー:松浦裕暁
製作プロデューサー:石川光久
プロデューサー:石井朋彦
上映:2D、3D併用
共同制作:Production I.G、サンジゲン
配給:Production I.G、ティ・ジョイ

【キャスト】
009/島村ジョー役:宮野真守
002/ジェット・リンク役:小野大輔
003/フランソワーズ・アルヌール役:斎藤千和
004/アルベルト・ハインリヒ役:大川透
005/ジェロニモ・ジュニア役:丹沢晃之
006/張々湖役:増岡太郎
007/グレート・ブリテン役:吉野裕行
008/ピュンマ役:杉山紀彰
001/イワン・ウイスキー役:玉川砂記子
ギルモア博士役:勝部演之

<STORY>
物語の舞台は、2013年の現代。
ロンドン、モスクワ、ベルリン、ニューヨーク …。大都市の超高層ビルが次々と崩壊するという、同時多発爆破事件が発生。
いつ、誰の意志で計画されたかもわからない無差別テロは、世界を不安とパニックへと陥れていた。
かつて、世界が危機に陥るたびに、人々を救った 9人のサイボーグ戦士がいた。その役目を終え、各々の故国へと帰っていたゼロゼロナンバーサイボーグ達は、生みの親であるギルモア博士からの呼びかけによって、再び集結しようとしていた。
一方、ゼロゼロナンバーサイボーグのリーダーである日本人、009こと島村ジョーは、過去の記憶を消し、東京・六本木でひとり、暮らしていた。サイボーグ戦士最後の切り札であるジョーは、ギルモア博士によって 30年間、3年に一度、記憶を リセット され、高校3年間を繰り返していたのだ。
全世界同時多発爆破事件の犯人とは?ヒーロー不在の時代、彼らは、誰がために戦うのか?彼らが立ち向かう、新たな時代の「正義」とは?
ジョーの記憶が呼び覚まされた時。ゼロゼロナンバーサイボーグの新たな戦いが始まる!


©2012「009 RE:CYBORG」製作委員会


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