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こえぽた - 声優 ニュース イベント サイト声優ニュースmarble模様の旅の軌跡を描くベスト集!5周年ベストアルバム「風道花うた」発売記念インタビュー

marble模様の旅の軌跡を描くベスト集!5周年ベストアルバム「風道花うた」発売記念インタビュー 2012年5月31日 15:03

marble

2007年にTVアニメ「ひだまりスケッチ」EDテーマ『芽生えドライブ』でデビューした、ボーカルのmiccoさん・ギターの菊池達也さんによるオーガニックポップユニットmarble。以来、「キミキス pure rouge」や「ましろ色シンフォニー -The color of lovers-」といった様々なアニメに楽曲を提供し、アニソンファンの間で高い評価を得てきた。そんなmarbleが、デビュー5周年を記念したベストアルバム「風道花うた」を6月6日(水)にリリース。5周年目の歩みを描く、このアルバムで表現したいものは何なのか。都内某所にて、marbleのふたりにお話を伺ってきた。



――まずはmarbleの出会いについて伺います。ふたりはいつ頃知り合ったのでしょう。

菊池達也(以下、菊池):大分長いですね。腐れ縁的な。

micco:専門学校の頃から一緒ですね。


――お互いの第一印象はどういったものですか?

micco:達也はギター科に入っていて、ギター科の方って個性的な方が多いんですけど、皆さんが速弾きとか技術的な面でアピールする中、達也だけ“喋るギター”というか“語るギター”というか、アピールするところが人と違ったんです。楽器で話す演奏というのを間近で見たのは初めてだったので、一緒にやりたいと思って、なんていいますか……拾った?なんて(笑)。

菊池:何その上から目線(笑)。まあ、そうですね。拾われたんです。

micco:達也がアレンジをしたことがない頃に、アレンジしてとお願いしたのが、きっかけで今のmarbleに繋がっています。あと、センスが自分と合ったから、今まで長く一緒に続けられているのかなと思います。

菊池:(当時は)いちギタリストだったんですけど、できないとも言えず、「できるできる」と安請け合いしたのが今に続いています(笑)。miccoの印象は今と全く変わらないですね。彼女はずっと、自分の音楽が表現したくて歌っているイメージです。どの曲も抱く印象は変わらないんですけど、その時代時代のmiccoの気持ちが現れる曲を作るんです。そういった姿勢はずっと同じで、この人はこんな人なんだという印象のままで、今ここにいるという(笑)。


――そうやって出会ったふたりがmarbleとしてデビューし、5周年ベストアルバムをリリースします。この「風道花うた」について、聴きどころやこだわりのポイントについて教えてください。

micco:「風道花うた」というタイトルには、これからも歩いていくという意味が込められていて、旅の途中というイメージでジャケットや歌詞カードを撮影しています。

菊池:「風道花うた」では、曲順をほぼリリース順に並べました。デビュー曲の『芽生えドライブ』で始まって最新シングルの『水彩キャンディー』まで、順にmarbleの歴史をたどりここまでの変化を楽しめるところが、アルバムの聴きどころですね。


――ここまでの変化というのは、具体的にどのような所でしょうか。

micco:私は、自由に曲や歌詞を書けるようになり、自由に歌えるようになったと思います。デビュー当初は、「オーガニックポップユニットのmarbleのmicco」という“型”をとても意識していたのですが、今は素直に自分の歌を表現できるようになりました。

菊池:デビュー前は、自分達に何が出来るのかを模索しながらやっていました。その後、デビュー曲の『芽生えドライブ』で自分達の音楽を色々な方に受け入れてもらい、イメージをある程度確立できたのですが、今度はそのイメージから外れてはいけないという思いと、自分達はそれだけじゃないという思いを同時に抱えるようになったんです。そこからちょっとずつ、自分達のやりたいことに正直になっていき、皆さんにもそれを受け入れてもらえたことが自信に繋がって、より自分達をさらけ出すように変化しました。

micco:marbleのインディーズ時代の曲が、割とロックな感じで、その要素がだんだん出てきたかなって。逆に『水彩キャンディー』は、打ち込みの曲なんですが、marbleとしてデビューしてからの原点回帰のようなイメージで作りました。アルバムを通して聞いていくと、そういったmarbleの変化を感じられると思います。

菊池:だんだんmiccoが「私は私でいいんだ」と解放されていきます(笑)。


――昔からのファンはこれまでの流れを振り返りつつ、新しいファンは現在までの流れを遡りながら楽しめますね。

micco:そうですね。また、タイアップじゃないアルバムにしか入らない曲は聞いたことがない方も多いと思うので、新しいファンの方には「こういう部分もあるんだよ」という、また別のmarbleを楽しんでもらえます。前からのファンの方にとっては、「え?この曲入れるんだ」と思う曲もあると思いますし。

菊池:シングル曲ばかり揃えると分かりきった感じになってしまいますけど、今回はそうではないので、面白い選曲かなと思います。僕らが思い入れのあるアルバム曲やカップリング曲を入れていて、5年間をまとめるという意味で、自分達の気持ちが反映されたアルバムになっています。


――選曲で迷ったものはありますか?

micco:インディーズ時代の曲を集めた「手のひら」というアルバムから、達也が入れたいという曲があったのですが、話し合って結局入れませんでした。5年前のデビュー以前のものなので、今回は入れないでおこうということに。昔のmarbleを知りたいときは、ぜひ「手のひら」をお聴き頂けたら嬉しいです。

菊池:逆に『水彩キャンディー』は、まだアルバムに収録されていない曲なのでmiccoは入れないでおこうと言っていたのですが、僕が押し切って、この曲はmarbleの一区切りの曲だからと収録することにしました。

micco:あとは『violet』も入れるかどうか悩んだのですが、「うた種」というカバーアルバムに収録したから今回は抜いてます。他に『空想ジェット!』は最初入れてなかったんですけど、ある初挑戦をした曲ということで、後から追加しました。

菊池:これは2枚目のアルバム「空想ジェット!」に入っている曲です。最初のアルバム「虹色ハミング」ではインディーズからの流れで、ふたりだけで表現できる音楽というテーマを持って、ほとんど自分達だけで作ったんです。その後、2枚目のアルバムで何をやろうかと考えた時に、今度は皆で楽しめるものを作ろうということで、ゲストにたくさん参加してもらいました。その中で表題曲の『空想ジェット!』ではとにかく一番人を呼ぼうと、marble史上もっとも多いゲストに参加してもらい、一番派手にやりました(笑)。

micco:なかなか今までにない曲だから、今回のアルバムに入れてもいいんじゃないかなって。その結果、収録した15曲中、折り返しの8曲目にちょうどよく収まって、これを入れる前は曲順に悩んでいたんですけど、バランスが良くなってすんなり決められました。


――ライブで初めて発表されて、今回初のCD化となった『星屑 tears』ですが、これはどういったきっかけから生まれた曲ですか?

micco:『星屑 tears』は、元々インディーズ時代に、marbleじゃないバンドで作っていた曲なんです。ずっと大切にしていた曲だったのですが、なかなか曲の色が強いので他のmarbleの曲と並べるのが難しく、今までCD化するタイミングがありませんでした。ベストアルバムの中なら彩りとして聞いてもらえるんじゃないかなと思い、ベストの話が出た時に、「ベスト出すの?じゃあ入れていい?」とすぐに言いました(笑)。去年ぐらいからずっと発表のタイミングを計っていたので、ライブでこういうのもあるんだよって披露したら、「あの曲まだ出さないんですか?」と言ってもらえて嬉しかったです。
『星屑 tears』を作ったのは大分前で、最近の自分達にはない曲調ですし、その時の気分で作った曲なので、今この曲を作るかといえば多分作らないと思います。新しい曲の中にこれを混ぜて、マッチするかは難しいですから、古い曲も新しい曲も入っている今回のアルバムに入れるのが、違和感がなく聞いてもらえるベストタイミングかなって。


――他に収録した曲の中で、制作時の思い出が残っている曲を教えてください。

micco:『さくらさくら咲く ~あの日君を待つ 空と同じで~』は、marbleの中では初めてストレートな詞を書いてみないかと言われて書いてみた曲で、印象に残っています。それまでは抽象的な詞を好んで書いていて、聞いた人がそれぞれの解釈のできる曲を作っていましたが、『さくらさくら咲く』では皆が同じようなイメージを持てる作詞に挑戦しました。最初は「書けるかな?」と不安でしたが、作ってみたら「こういう爽快な詞もいいな」と感じられて。それから、最初に言ったように詞も歌も解放されたんです。『朝はやってくる、short filmのように。』の歌詞も「虹色ハミング」の時だったら書かなかったですね。『さくらさくら咲く』を書いたことによって、あえてカッコ悪い言葉を使ったりとか、今まで使わなかった言葉を使ったりとか、言葉の使い方というか可能性がふわっと広がったかなと思います。今はもう、「何やってもいいぞ」という気持ちですね。これまで、自分達の歩みを振り返ることはなかったですけど、今回のアルバムで「こういう風に変化していったんだな」と自分達でも感じました。

菊池:自分達では中々振り返らないですからね。「次は次は」という感じで。


――変化という話では、菊池さんの方では、何かデビュー当時から変化した部分はありますか?

菊池:最初の頃は、自分達の音楽をしっかりやることしかできなかったんですけど、だんだんライブで聞いてくれる人の顔が見えてくるようになりました。「この曲はどういう風にライブで楽しめるかな」とか「もっとライブで楽しむためにはどうしたらいいかな」とか、作品が聞く人の耳にどう届くのかを考えるようになってきたのが変化です。「これを受け入れてくるかな?でもやりたいからやっちゃおう」「これをやったら皆喜ぶかな」「この曲はこういう仕掛けを入れよう」などと考えるようになってから、生み出す作品も変わってきたと思います。miccoは曲を作る段階ではそこまでは考えていないと思うんですけどね。自分が楽しまなければ、皆も楽しめないでしょっていうのがmiccoの楽しみ方だから(笑)。

micco:でも、『Lingering Fizz』は、皆で楽しみたいなって作った曲だよ(笑)。


――実際にライブで披露して、ファンの反応が面白かった曲はありますか?

micco:私の中では『さくらさくら咲く』です。marbleの曲で拳が上がるんだ、みたいな(笑)。「虹色ハミング」をリリースした頃はありえなかったので。

菊池:デビュー曲の『芽生えドライブ』がアコースティックっぽいサウンドだったので、marbleのライブは皆座って聞くものだというイメージができていたんですけど、さすがに『さくらさくら咲く』のようなテンポの早い曲になると、座って聞く感じでもないし、皆で楽しまなきゃってノってくれたみたいです。

micco:『さくらさくら咲く』や『Lingering Fizz』は皆で歌うために作った曲だから、ファンの皆に予め「一緒に歌ってね」と伝えていたんです。ライブだと『Lingering Fizz』の時に、私がワイヤレスマイクを持って客席の後ろまで行っちゃうので、どこにmiccoが来てもおかしくないって、お客さんがドキドキするライブになりました(笑)。

菊池:marbleのライブに来たことがない人が、来たことある人に「marbleのライブは初めてなんだけどどうしたらいい?」と聞くと、「とりあえず、『Lingering Fizz』を聞いとけ、あとはその場のノリで何とかなるから」と答えるらしいです(笑)。


――では、アルバムについての話はひと区切りして、次に行われる5周年記念ワンマンライブ、『marble presents 5th anniversary ~つながる手と手~』についても伺います。大阪公演が6月10日(日)、東京公演が6月17日(日)に控えていますが、そちらの意気込みを聞かせて下さい。

菊池:5周年ということで、このアルバムと同じように、marbleのこれまでの流れが分かるようなライブにしたいと思っています。ただ、盛大に5周年を祝おうというイメージではなくて、5年経ったのでひと呼吸するという意味でのライブですね。marbleはこの先もまだ続きますので、ひとつ階段を登ったという感じで見てもらいたいです。

micco:今回はベストアルバムに入った曲はもちろん、ファンからのリクエストで選んだ曲も披露しますので、「何が入るのかな?」という部分も楽しみにしてもらえたらと思います。また、今回の「風道花うた」で初めてmarbleの曲に触れた方には、「こういうのがmarbleなんだな」と感じてもらってから、ライブにも参加していただきたいです。marbleのライブはとてもゆるい雰囲気で、決まりごともないので、ライブは初めてという方も気軽に楽しんでもらえると思います。ただ、『Lingering Fizz』だけは聞いておいてもらえたらと(笑)。私が歌ったものをそのまま歌ってもらうだけなので、歌詞を覚えてね!ってわけではないですけどね。

菊池:来るぞ、って心構えだけはしてもらえたら(笑)。

micco:あとは、marble友達のことを、マブ達って言うんですけど、ライブでその輪が広がるのが楽しみです。

菊池:アルバムごとに曲のカラーが違うので、ファンの間で「自分はこのアルバムが好き」という話で盛り上がるみたいです。そういう意味でも、初めましての人にライブに来てもらって、色々なmarbleを知ってもらいたいですね。


――marbleが今後目標にしていることを教えていただけますか?

micco:あまり大きな目標はないんですけど(笑)、その都度楽しいことをやっていきたいです。生きていくことは大変なので、皆が笑顔になる曲をお届けすることが日頃の目標です。

菊池:自分のやりたいことを見つめて、それに正直にやっていければいいなと思っています。今自分達の思っていることを、皆で一緒に楽しむことが一番です。


――ありがとうございました。最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

micco:このアルバムの最後の曲は『幸せは星の上 ~旅の途中、空を見上げて~』になっています。本当は最新曲の『水彩キャンディー』にしようかと思ったんですけど、今の気持ちにとてもリンクした詞が『幸せは星の上』だったんです。元々は、卒業してから以前の記憶を辿るというような曲だったんですけど、今歌ってみると、旅の途中で空を見上げながら歩いて行こうよという印象に変わって、これからまだ続いて行くというこの曲のイメージが、アルバムの締めにぴったりだと思って最後の曲にしました。marbleの楽曲が鼻歌になるぐらいに、このアルバムを聞いていただけたらという気持ちでいます。よろしくお願いします。

菊池:今回のアルバムは5年間の集大成という選曲になっています。まずはそこに触れてもらって、気になる曲があれば、その時代の他の曲をもっと深く聞いてもらうきっかけにしてもらいたいですし、更にライブに来て生で触れてもらえたらいいと思います。ぜひ聞いてもらいたいアルバムです。よろしくお願いします。


(取材・文:柳下博忠)


■marble5周年ベストアルバム「風道花うた(かざみちはなうた)」

【発売日】2012年6月6日(水)
【価格】3,000円(税込)
【品番】LASA-5126
【発売元】株式会社ランティス/GloryHeaven
【販売元】ソニー・ミュージックディストリビューション
【収録曲】
01. 芽生えドライブ (TVアニメ『ひだまりスケッチ』ED主題歌)
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也
02. アネモネ ~Melancholy of marble Version~
  作詞・作曲:micco/編曲:菊池達也/ストリングスアレンジ:中西亮輔
03. 星屑 tears
  作詞・作曲:micco/編曲:菊池達也
04. 青空 loop (TVアニメ『キミキス pure rouge』OP主題歌)
  作詞・作曲:micco/編曲:菊池達也
05. 初恋 limited (TVアニメ『初恋限定。』ED主題歌)
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也
06. 空中迷路 (TVアニメ『かみちゃまかりん』ED主題歌)
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也
07. 宝石
  作詞・作曲:micco/編曲:菊池達也
08. 空想ジェット!
  作詞:micco/作曲:菊池達也/編曲:菊池達也&菊谷知樹
09. 流星レコード (TVアニメ『ひだまりスケッチ×365』ED主題歌)
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也/ストリングスアレンジ:ぺーじゅん
10. それだけ
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也
11. 朝はやってくる、short filmのように。
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也
12. Lingering Fizz
  作詞・作曲:micco/編曲:菊池達也
13. さくらさくら咲く ~あの日君を待つ 空と同じで~ (TVアニメ『ひだまりスケッチ×☆☆☆』ED主題歌)
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也/ストリングスアレンジ:ぺーじゅん
14. 水彩キャンディー (TVアニメ『ましろ色シンフォニー』ED主題歌)
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也
15. 幸せは星の上 ~旅の途中、空を見上げて~
  作詞:micco/作曲・編曲:菊池達也


■marble 5周年記念ワンマンライブ「marble presents 5th anniversary ~ つながる手と手~」

≪大阪公演≫marble presents 5th anniversary ~つながる手と手 in Osaka ~
【公演日程】2012年6月10日(日)開場16:00/開演17:00
【会場】SOMA
【チケット料金】前売り4,500円(税込)、当日券5,000円(税込)

≪東京公演≫marble presents 5th anniversary ~つながる手と手 in Tokyo ~
【公演日程】2012年6月17日(日)開場16:00/開演17:00
【会場】TFMホール
【チケット料金】前売り5,000円(税込)、当日券5,500円(税込)※ チケットは完売致しました。

【チケット】
◆チケットぴあ ≪東京・大阪公演共通≫
Pコード:163-746
一般発売予約TEL:0570-02-9999 (Pコード必要)
※お問合せ:0570-02-9111 (10:00~18:00)
※一般発売初日より セブンイレブン/サークルK・ サンクス/ぴあ店舗での直販あり。
※0570から始まる電話番号は、一部携帯電話、全社PHS・IP電話・CATV電話からはご利用になれません。

◆イープラス ≪東京・大阪公演共通≫
PC/MB:http://eplus.jp
※一般発売初日よりファミリーマート店頭famiポートでの直販あり。

◆ローソンチケット
≪大阪公演≫
Lコード:54428
一般発売予約TEL:0570-084-005 (Lコード必要)
web予約:http://l-tike.com

※座席は「全席指定」となります。
※未就学児不可。
※前売りで完売した際は当日券の販売は行いません、予めご了承ください。


風道花うた

B007L9FFI0 Lingering Fizz

B003X03CE0 うた種

B0052PN7VW 空想ジェット! [Original recording]

B002GRX0TS 虹色ハミング

B000ZZFZ50

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